ホーランエンヤ伝承館
ホーランエンヤは、島根県松江市の松江城内に鎮座する城山稲荷神社の御神霊を松江市東出雲町出雲郷(あだかえ)の阿太加夜神社に船でお運びし、一週間にわたって豊作や繁栄などのお祈りを行い、再び松江城稲荷神社に返ることを願う船渡御祭。この船神事を正式には「式年神幸祭」(式年祭)と呼ぶが、一般的にはホーランエンヤ(宝来遠弥・豊来栄弥)と呼ばれている。
城山稲荷神社の御神体を載せた船団が大橋川から意宇川を通って阿太加夜神社に渡る渡御祭、阿太加夜神社において櫂伝馬奉納などが行われる中日祭、再び御神体を載せた船団が城山稲荷神社に還る還御祭の三つの祭礼から構成される。櫂伝馬船での「櫂伝馬踊り」は松江市指定無形民俗文化財に指定されている。大阪天満宮(大阪市)の天神祭、厳島神社(広島県廿日市市)の管絃祭とともに日本三大船神事のひとつとされている。次回は令和11年(2029年)に開催される予定。
「Wikipedia」より





松江城











